「あれしなさい」「これ食べなさい」 良かれと思って親が全てを決めてしまうと、子供は次第に考えることをやめ、自分の意志に自信が持てなくなっていきます。 大人になってから急に「自分の人生、自分で決めなさい」と言われても、それは無理な話。 大切なのは、幼少期からの「小さな選択」の積み重ねです。 2月の静かな時間、お子さんの「心のハンドル」を少しずつ本人に譲ってみませんか?

1. 「どっちがいい?」からはじめる

自由に決めていいよ、は逆にハードルが高いもの。まずは 2択(ダブルバインド)から始めます。

  • 朝の着替え:「赤いシャツと青いシャツ、どっちを着る?」
  • おやつの時間:「リンゴとバナナ、どちらにする?」
  • お出かけ:「公園に行く?それとも図書館?」

※どちらを選んでも親が困らない選択肢を用意するのがポイントです。

2. 「選んだこと」そのものを 100点にする

たとえ親の好みと違っても、子供の選択を否定しないことが自信に直結します。

  • 「自分で決めたんだね、素敵だね」と、決めたという行為を承認します。
  • 失敗も経験の一部:自分で薄着を選んで「寒い」と言っても、「だから言ったじゃない」ではなく「自分で選んだからわかったね、次はどうする?」と学びに変えます。

3. 「待ち時間」は親の愛

子供が選ぶまでには時間がかかります。

忙しい時はつい口を出してしまいますが、 「 10秒待ってみる」。それだけで子供の脳はフル回転し、自分の意志を形にしようとします。その 10秒の積み重ねが、将来「自分の足で歩ける」強い心を作ります。

✅ まとめ:選択の自由が「生きる力」になる

自分で決めて、やってみる。成功しても失敗しても「自分でやったんだ」という実感。 それが「自分は大丈夫」という根拠のない自信の正体です。 今夜の夕飯のメニューから、一つだけお子さんに相談してみませんか? 小さな一歩が、大きな自立への道へと繋がっています。