「今日は一度も寝ませんでした、と言われてしまった……」
入園直後は、慣れない環境や周りの音、そして大好きなパパ・ママがいない緊張感から、園でぐっすり眠るのは至難の業です。 昼寝不足は夕方のぐずりや夜泣きを加速させ、親の体力も削っていきます。子供の脳と体を守るための『睡眠リカバリー』術を伝授します。

1. 「園で寝られなかった日」の家ルール

  • 【1時間前倒しの就寝を】
    昼の睡眠不足は夜で補うしかありません。お迎え後は食事やお風呂を最短で済ませ、いつもより1時間早く布団に入れましょう。睡眠負債をその日のうちに返済するのが鉄則です。
  • 【入浴は「寝る90分前」に完了】
    深部体温が下がるタイミングで眠気が訪れます。入浴を早めに済ませることで、スムーズな入眠を促しましょう。お風呂上がりのリラックスタイムが、園での緊張を解きほぐします。
  • 【週末の「朝寝坊」は避ける】
    平日と週末でリズムが大きく変わると、体内の時計が狂い、余計に園の環境に適応しづらくなります。週末も朝日を浴びて一定の時間に起きることが、結果として平日の安眠に繋がります。

2. 園との連携で「安心できる寝床」を作る

「入眠儀式」を先生へ共有する
「足をトントンすると落ち着く」「耳を触る癖がある」など、家での眠り方を連絡帳で伝えましょう。先生もプロですが、その子なりの「眠りのスイッチ」を知ることで、対応しやすくなります。

「安心グッズ」の持ち込み相談
園のルールによりますが、いつも使っているタオルや、家と同じ匂いがするパジャマを持ち込める場合があります。目に見える「家の安心感」が、園のコットを「安全な場所」に変えてくれます。

連絡帳での「睡眠ログ」共有
「昨夜は夜泣きがひどかったので、昼間は無理に寝かさず横になるだけでも……」と、朝の状況を伝えることが重要です。個別のコンディションに合わせた配慮をお願いしやすくなります。

🌙 まとめ:脳を休めることを第一とする

昼寝対策のゴールは、初めから園で毎日2時間寝させることではありません。
「少しずつ、園のコットが安心な場所になっていくね」
そんな柔らかな歩みが、お子さんの生きるエネルギーを充填します。

家での寝室を整え、親子で「おやすみなさい」を笑顔で言えることを今月の目標にしましょう。 焦らなくても、子供は必ずその場所での眠り方を覚えていきます。