「最近、食欲がない」「ちょっとしたことで泣き出す」「朝、学校や園に行きたがらない」 2月の終わりから 3月にかけて、子供にこうした変化が見られることは少なくありません。 単なるワガママや怠けではなく、それは「自律神経の乱れ」と「変化への不安」が原因かもしれません。 大人が「五月病」になるように、子供もこの時期、心のエンジンが切れやすくなります。 親が焦らず、子供の心のエネルギーを充電するための具体的な方法をお伝えします。

なぜ 2月に「なんとなく」の不調が起きるのか?

  • 激しい寒暖差:三寒四温と言われるように、気温が乱高下することで自律神経が疲弊します。
  • 環境変化へのプレッシャー:「もうすぐ小学生だね」「お兄ちゃんだから頑張ろう」という周囲の期待が、知らず知らずのうちに重荷になっていることも。
  • 日照不足の蓄積:冬の間の日光不足により、感情を安定させる脳内物質が一時的に減少します。

親ができる「心のサプリメント」

特別な解決策を提示するより、「受け入れる」ことに徹しましょう。

  • 「話を否定せず聞く」:理由がわからなくても、「そうなんだ、辛いね」と共感の相槌を。言葉にできないモヤモヤを外に出す手助けをします。
  • スキンシップを増やす:手をつなぐ、抱きしめる。肌の触れ合いは幸福ホルモン(オキシトシン)を出し、心の安定を直接促します。
  • 「休ませる勇気」を持つ:どうしても足が向かない日は、 1日だけ「心の休日」を。無理強いして心を壊すより、一度リセットする方が回復は早くなります。

生活リズムを「ゆるめる」

習い事や勉強のハードルを少し下げてみます。

「完璧にやらなくていいよ」というメッセージを伝え、早めに寝かせる。温かいお風呂にゆっくり浸かる。そんな当たり前の日常を丁寧に送ることが、散らかった心を整える一番の近道です。

✅ まとめ:春には必ず花が咲く

冬の終わりは、心も準備体操をしている最中。 お子さんの「今の状態」をありのまま認め、温かいスープや寝顔への優しい声かけを続けてください。 親がどっしりと構えていれば、子供は必ずまた自分の足で歩き出します。 焦らず、共に春の応援団として寄り添っていきましょう。