「お味噌はお店で買うもの」と思っていませんか? 実は、一年で最も冷え込む今の時期は、古くから「寒仕込み」と呼ばれ、味噌作りに最適なシーズンなんです。 不純物の少ない冬の空気の中で仕込むことで、カビを防ぎ、じっくりとした発酵を促すことができます。 大豆を茹で、つぶし、麹(こうじ)と混ぜる。この一連の作業は、子供にとって「粘土遊び」のように楽しく、食べ物の成り立ちを学ぶ最高の食育になります。

1. 子供が輝く!味噌作りの「 3大ハイライト」

  • とにかく「つぶす」!:柔らかく茹でた大豆を袋に入れて、足で踏んだり手で叩いたり。ストレス発散にもなる工程は子供たちの独壇場です。
  • 「まぜまぜ」の魔法:麹をほぐして塩と合わせる。この「手触り」を五感で感じることで、食べ物への感謝が芽生えます。
  • 「みそだま」を投げる:樽の中に空気を抜くようにお団子状にしたお味噌を「エイッ!」と投げ入れる。最高のフィナーレです。

2. 「待つ時間」が育む心

仕込んだお味噌が食べられるのは、約半年〜一年後。

「今は寝ているんだよ」「夏を越えたら美味しくなるよ」。 すぐに結果が出ない「伝統食」の時間軸に触れることは、子供の忍耐力や期待感を育てます。 2月に仕込めば、ちょうど来年の冬の入り口に、自分たちの特製味噌でお味噌汁が飲めるようになります。

3. 失敗しないための「 2つの約束」

  • 「手」をしっかり洗う:常在菌は大切ですが、悪い菌を入れないために基本は清潔に。
  • 「カビ」を恐れない:表面にふわっと付いたカビは取り除けば大丈夫。「お味噌も生きているんだね」と観察のチャンスに変えましょう。

✅ まとめ:わが家の「手前味噌」で笑顔に

手前味噌(てまえみそ)という言葉があるように、自分で作ったものは世界一美味しい。 その「自信」をお子さんと一緒に仕込んでみませんか。 2月の週末、部屋中に広がる茹で大豆の甘い香りに包まれて、家族の新しい伝統をスタートさせてください。