卒園や卒業を前に、一番にお礼を伝えたいのは担任の先生。でも、ふと振り返ってみてください。 毎日お弁当や給食を作ってくれた調理員さん、安全に送り届けてくれたバスの運転手さん、相談に乗ってくれた事務の先生……。 表舞台には立たないけれど、わが子の成長を陰で支えてくれた「もう一人の恩師」たちがたくさんいます。 そんな方々へ、負担にならず、でも心温まる感謝の伝え方をご提案します。

1. 「お名前」を添えた一言の魔法

大げさなプレゼントよりも、自分の存在を覚えてくれていることが何よりの喜びです。

  • 「給食の〇〇さん」へ:「いつも『美味しい!』と喜んで食べていました。好き嫌いがなくなったのは先生のおかげです」と具体的に。
  • 「バスの〇〇先生」へ:「毎朝の笑顔で、親子とも安心して 1日をスタートできました。安全運転をありがとうございました」と日々の御礼を。
  • 「事務の〇〇さん」へ:「急な連絡にもいつも優しく対応してくださり、とても心強かったです」と支えてもらった実感を。

2. 重すぎない。さりげない伝え方の形

個別にお礼をして回るのが難しい場合は、以下のアイデアを。

  • ミニメッセージカード:付箋よりも少し丁寧な小さなカードに 1〜 2行。お迎えの帰り際などにサッとお渡しします。
  • 子供の手紙:たった一言「いつもありがとう」と書かれた子供の文字は、どんな贈り物よりもパワーがあります。
  • 有志での連名:クラスの有志でお礼をまとめる場合は、担任以外の先生方の分も寄せ書きに含めるなどの配慮を。

3. 大切なのは「見守ってくれた」という感謝

誰かが自分をしっかりと見ていてくれた。それは子供にとっても親にとっても財産です。

「おかげさまで、こんなに大きくなりました」。 3月の忙しい時期、ほんの数秒の挨拶でも構いません。声に出して伝えることで、その方々にとっても「この仕事をしていてよかった」と思える、最高の春のプレゼントになります。

✅ まとめ:感謝のリレーで新生活へ

一人で育てるのではなく、たくさんの手があって今のわが子がある。 そのありがたさを噛み締める 3月。 担任以外のスタッフの方々へも、あなたの温かな「ありがとう」を届けてみませんか? 感謝の気持ちを伝える姿こそ、子供たちに最初に見せたい「旅立ちのマナー」です。